= Introduction = [[TOC(noheading)]] [wiki:ZooWorkshop/FOSS4GJapan WorkShop table of content] | [wiki:ZooWorkshop/FOSS4GJapan/UsingZooFromOSGeoLiveVM Next] == ZOOとは? == ZOOプロジェクトは [wiki:Licence MIT/X-11]ライセンスのもとに公開されたWPS(Web Processing Service) オープンソースプロジェクトです。 ZOOはWPS Web サービスを生成、チェイン(サービスとサービスを連携)し、さらにOGC WPS準拠の親切なフレームワークを提供します。ZOOは、3つの主要なパートにより構成されています: * [wiki:ZooWebSite/ZooKernel/Introduction ZOOカーネル]: 様々なプログラミング言語によって作成されたWebサービスを管理、そしてサービスチェインを可能にする強力なサーバーサイドのCカーネルです。 * [wiki:ZooWebSite/ZooServices/Introduction ZOOサービス]: 多様なオープンソースライブラリを基に開発されたWebサービスの一式 * [wiki:ZooWebSite/ZOOAPI/Introduction ZOO API]: サーバーサイドのJavaScript API は、ZOO サービスを呼びだし、チェインを行う。 このことは開発や処理の連携を容易にします。 ZOOはWPS 準拠のクエリ を理解・実行する強力なシステムを提供することで、WPSサービスの開発を、円滑に行うためにデザインされました。ZOOはいくつかのプログラミング言語をサポートすることで、既存のコードから好みの言語でWebサービスを生成することができます。プロジェクトに関する詳しい情報は、[http://www.zoo-project.org ZOOプロジェクトオフィシャルサイト]を参照ください。 == ZOOはどのように動作するのか == ZOOは、ZOOの コアシステム (別名 ZOO Kernel)を構成する’WPSサービスカーネル’に基づいています。そのコアシステムは、動的ライブラリを取り込み(ロードし)、 オンデマンドWebサービスとしてそれらを扱うことができます。[wiki:ZooWebSite/ZooKernel/Introduction ZOOカーネル]はC言語で書かれていますが、[ZooWebSite/ZooServices/Introduction ZOOサービス]を生成するために、いくつかのプログラム言語をサポートします。 [ZooWebSite/ZooServices/Introduction ZOOサービス]は ZOOメタファイル(.zcfg) と、それと対応する実装についてのコードを構成する一つのリンクです。メタファイルはすべての利用可能な機能を記載しており、そのファイルは任意の入出力 と同様にWPS Executeリクエストによって呼び出すことができます。サービスはアルゴリズムや機能を含み、現在、C/C++, Fortran, Java, Python, PHPそしてJavaScriptによって実装することができます。 [wiki:ZooWebSite/ZooKernel/Introduction ZOOカーネル]はApacheと共に動作し、地図生成エンジンやWebマッピングクライアントと通信が行えます。 [wiki:ZooWebSite/ZooKernel/Introduction ZOOカーネル]は、あなたの空間情報基盤(SDI)システムや、Webマッピングアプリケーションに、WPS機能を簡単に追加できます。 GDAL/OGRによってサポートされたすべての形式のデータを、入力データを使用でき、あなたの地図生成エンジンや、Webマッピングクライアントに適したベクトル・ラスター形式のデータ出力を生成できます。 == このワークショップで行うこと == このワークショップは、ZOOプロジェクトとその特徴、また[http://www.opengeospatial.org/standards/wps OGC WPS 1.0.0 仕様]に関する機能についての紹介を目的としています。参加者は3時間に及び、ZOOカーネルの使用方法、ZOOサービスとその設定ファイルの作り方、最後に、作成したサービスをクライエント側のウェブマッピングアプリケーションにリンクする方法を学びます。 プリコンパイルされたZOO 1.0のバージョンは、OSGeo公式ライブDVDのOSGeoLiveで提供しています。ワークショップを簡潔にするために、OSGeoLive仮想マシンイメージディスクは、すでにあなたのコンピュータにインストールされています。そのため、参加者は手動でZOOカーネルをコンパイルし、インストールする必要はありません。 よって、ワークショップの最初のステップは、このOSGeoLiveイメージディスクからZOOカーネルを動作、及びテストすることであり、全参加者が少なくとも30分でZOOカーネルを動かすことができるでしょう。 GetCapabilitiesリクエストを利用して、ウェブブラウザからZOOカーネルがテストされると、参加者はベクトルデータにおける基本的な空間処理を目的とした、OGRベースのZOOサービスプロバイダを作成してもらうことになるでしょう。参加者にはまず、C言語またはPythonのどちらを使用するか選択して頂きます。ZOOサービスプロバイダー、および関連したサービスのすべてのプログラミングステップは、C言語とPythonで詳記されます。 ZOOサービスが準備され、ZOO カーネルによって起動可能になると、参加者は [http://www.openlayers.org OpenLayers] の簡単なアプリケーションから、様々な機能の使い方を学びます。サンプルデータは、オークニー社から提供されたもので、 OSGeoライブDVDの中に含まれています。また、データは [http://www.mapserver.org MapServer] によりOGC WMS/WFS標準Webサービスとして利用可能であり、簡単な地図上に表示、そしてZOOの入力データとして使用されます。さらに、いくつかの特定の操作・実行コントロール機能は、表示されるポリゴン上で単一及び、複数のジオメトリを実行するためにJavaScriptコードに追加されます。 すべての手順は段階的にまとめられ、様々なコードの抜粋と、その説明をそれぞれ行ないます。 講師が各マシンのZOOカーネルが機能しているかなどをチェックし、コードディング中のサポートを行ないます。 ワークショップ中、技術に関するご質問があればいつでも受け付けます。 == 読解に役立つコツ : == [...] [[BR]] '''Let's go ! ''' [[BR]] [wiki:ZooWorkshop/FOSS4GJapan WorkShop table of content] | [wiki:ZooWorkshop/FOSS4GJapan/ja/UsingZooFromOSGeoLiveVM Next]